〔2011/7/4〕NECとレノボ、戦略的提携による日本市場に特化した新サービスを発表
NECとレノボは、日本最大のパソコン事業グループ、NEC レノボ・ジャパン グループが発足したことを発表した。新会社は日本のパソコン市場で約25%のシェアを持ち、企業・政府関連およびコンシューマ分野において強力な存在となる。今回の合弁会社設立に伴い、ユーザー満足度を向上させるため、新しいサービスも同時に発表した。
2012年1月から、121コンタクトセンターにて、従来は購入2年目以降有償となっていた「使い方相談」サービスを無償にすることにより、NECのユーザーサポートのより一層の拡充を図る。このサービスにより、NECは製品の使いやすさのさらなる向上と、困った時の解決策を、ユーザーにより簡便に提供することができる。なお、NECの法人向けユーザーサポートは従来のサービスから変更ない。
また、2011年10月から、レノボ・ジャパンが日本市場で販売を行っているコンシューマ向けパソコンの電話サポート受付窓口業務を、NECパーソナルコンピュータが受託することとになった。日本市場で十分な実績と経験を有するNECの長年培われた優れたサービスを活用することにより、レノボのコンシューマ向け保守サービスのレベルがより一層高まることが期待される。なお、レノボの法人向け保守サービスは従来のサービスから変更ない。
NEC レノボ・ジャパン グループは、NECとレノボのパソコン事業における戦略的提携に基づき、7月1日に設立したLenovo NEC Holdings B.V.(登記上の本社はオランダ)と、その傘下に100%子会社として、NECパーソナルプロダクツのパソコン事業を分割して設立された新会社、NECパーソナルコンピュータと、レノボ・ジャパンの3社によって構成される。