〔2025/7/24〕ジェネシス、拡張性の高い倫理的なAIイノベーションと排出量削減に注力し、持続可能に向けた取り組みを5年連続で達成

 ジェネシスは、2025年度サステナビリティレポート(対象期間:2024年2月1日〜2025年1月31日)を発表した。本レポートでは、責任あるイノベーションに対するジェネシスの取り組みをさらに強化したことを明らかにしている。AIの環境負荷への関心が高まる中、ジェネシスは、イノベーションとサステナビリティの両立が可能であることを証明した。エネルギー消費の大きいプロセスにおける影響を最小限に抑えるべく戦略的にAIモデルの設計・運用を行っている。
 今回で5回目となる年次レポートでは、ジェネシスが「前進(プログレス)」の概念を再定義し、単なる成長ではなく、人と地球にとって真に意味のある推進力として捉えていることが示されている。プラットフォーム戦略の中核にAIを据えることで、イノベーションが持続可能性と長期的な影響を前提に、責任あるかたちで拡張可能であることを、ジェネシスは実証している。
 ジェネシスは、プラットフォーム全体での継続的なイノベーションを進める中で、2030年の気候目標に向けた着実な前進を遂げた。同社は、科学的根拠に基づいた排出削減目標の国際的枠組みであるScience Based Targets initiative(SBTi)に目標を提出するとともに、AI機能への需要が大幅に増加する中でも、Genesys Cloudの運用においてカーボンニュートラルを維持した。こうした取り組みにより、2030年までのカーボンニュートラル達成、および2040年までのネットゼロ実現という目標への確固たるコミットメントが改めて示された。2025年度には150を超える新たなAI機能をリリースしたが、それに伴う開発・稼働に必要なエネルギーは、モデル圧縮や、適切な規模に設計されたアーキテクチャ設計、基盤モデルの活用といったエネルギー効率を重視した開発戦略により抑制されている。
 倫理的なAI開発を推進するため、ジェネシスはAI倫理ガイドラインを強化し、自社ツールの仕組みに対する透明性と理解を高めるために、顧客向けの「プロダクトカード(製品説明シート)」を導入した。また、新たに設立されたAI倫理委員会は、新機能のレビューと責任あるイノベーションに関する指針の提供を行っている。Genesys CloudのAIソリューションには、Virtual SupervisorやAgent Copilotなどが含まれており、企業が大規模に共感を届ける方法を再定義することを可能にする。これらの機能はいずれも、エネルギー効率を意識した設計がなされている。
 ジェネシスのAIを活用したエクスペリエンス・オーケストレーション・プラットフォームは、生産性の向上だけでなく、社会的使命を持つ組織が重要なサービスを拡大できるよう支援しており、Charitable Discount Program(慈善活動支援割引制度)を通じて展開されている。こうした社会的インパクトへのコミットメントは、社内にも広がっており、世界中の社員が延べ11,000時間を超えるボランティア活動に参加した(前年度比134%増)。これらの活動は、有給ボランティア休暇制度や寄付マッチング制度によって支えられている。さらに、社内文化としての「地域・社会貢献の精神」を強化すべく、退役軍人およびその家族を支援する新たな社員リソースグループ「Genesys Veterans(GVET)」も立ち上げられた。


PAGE TOP