〔2011/8/3〕ネットオフ、コラボスのクラウドサービスをコンタクトセンター用システムとして導入

 コラボス(本社:東京都千代田区、茂木貴雄社長)のコールセンター向けクラウドサービス「@nyplace(エニプレイス)」が、2011年4月、ネットオフ(本社:愛知県大府市、黒田武志社長、以下)のコールセンター・システムとして導入された。
ネットオフは、インターネットでの「本・CD・DVD・ゲームソフト」「ブランド品・貴金属・携帯電話・ゴルフクラブなど」の宅配買取と販売サービスを行う企業。
ネットオフが運営する日本最大級のオンライン中古書店「ネットオフ&イーブックオフ(NETOFF & eBOOKOFF:URL
http://www.ebookoff.co.jp/)」は、常時100万冊の品揃えを持つ古本買取・販売サイト。会員数は約180万人(2011年7月現在)で、月間約100万人が利用している。業界最大級の商品センター(2200坪の第1商品センターと1800坪の第2商品センター)では、在庫点数常時100万点(40万タイトル)、月間の買取・販売点数100万点超という膨大な量のリユース・リサイクルを、トヨタ生産方式を導入することにより、効率的なオペレーションを構築して実現している。また、2007年より、宅配買取代金の中から環境保護などに取り組むNPO活動に寄付ができる「スマイル・エコ・プログラム」を推進し、“モノ”と“お金”の循環を促進する運動を展開、ITを駆使したリユースビジネスを創造し、広く普及させることにより循環型社会の構築に貢献している。
今回、ネットオフでは、お客様センターでの受電業務の増加に伴い、コールセンター・システムのリプレースを検討していた。以下の4点が、コラボスの@nyplaceが採用された理由。
(1)高額なシステム投資のリスク回避
(2)短期構築でき導入が容易
(3)ACD機能やCMS(統計管理)機能などの活用によるサービス品質の向上と業務の効率化が可能
(4)事業状況に合わせた規模の変更や拠点の増減・統合、移転が容易
ネットオフは、@nyplaceの採用により、同規模の電話交換機の購入時と比べ、購入時に必要な初期費用や導入後に通常年間10~20%かかる保守管理費、システム管理責任者の人件費などを削減し、大幅なトータルコストの抑制に成功した。また、準備・構築期間併せて約2カ月という短期間で、サービスレベルの改善と共に導入後の経営方針や事業の変化時にも最適化が可能なコールセンター・システムの構築を実現した。


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