〔2011/8/25〕ALBERT、Facebookと連動する「ソーシャル・レコメンデーション」を発表

 ALBERT(東京都渋谷区、上村崇社長)は、独自開発のレコメンドエンジンを応用し、Facebookページと企業の自社メディアを連携させることで相乗効果の高い「ソーシャル・レコメンデーション」を実現するツールを開発した。これにより導入企業は、自社メディアとソーシャルメディア双方を活性化し、ソーシャルマーケティングを強化することができるようになる。
今回ALBERTが開発した「ソーシャル・レコメンデーション」ツールは、主に次の3つの機能でユーザーコミュニケーションを活性化させ、導入企業のソーシャルマーケティングを支援する。
(1)Facebookページパーソナライズ機能
企業のFacebookページにユーザーがアクセスすると、そのユーザーが過去に「いいね!」を押した商品やコンテンツと関連する商品やコンテンツを「あなたへのおすすめ」として表示する機能。このおすすめはALBERTが独自開発したレコメンドエンジンによって、ユーザーの「いいね!」ログおよび自社メディアでの閲覧、クリック、購買といったアクセスログを総合的に解析し、パーソナライズして表示される。Facebookページ上のおすすめ商品やコンテンツがクリックされることで、ユーザーが自社メディアに誘導され、そこでさらに別の商品やコンテンツが「いいね!」されるといった相乗効果が期待できる。
(2)ソーシャルLPO機能
一度「いいね!」を押したユーザーが、再度この企業の自社メディアにアクセスすると、ALBERTのサーバがこのユーザーを特定し、「あなたへのおすすめ」をランディングページに表示する機能。ユーザーが自ら商品を探さなくても、自分が「いいね!」と感じたものと関連性の高い商品やコンテンツが表示されるため、企業の自社メディアのユーザビリティが飛躍的に高まる。これにより、ユーザーがさらに別の商品やコンテンツを「いいね!」する機会が増え、バイラル効果が高まるほか、購買までのアクションをスムーズに起こせるようになるため、ダイレクトに売上に貢献する。この機能はFacebookの「いいね!」だけでなくtwitterやmixiチェックとも連携可能。
(3)ソーシャル・ランキング機能
自社メディアにおいて商品やコンテンツが「いいね!」された回数をカウントし、自社メディアとFacebookページの双方で「ソーシャル・ランキング」として表示できる機能。ユーザーは「みんなが『いいね!』した商品」を確認できるため、Facebookページと自社メディアの双方を行き来しやすくなる。
 ALBERTでは今後ソーシャル・レコメンデーション技術を応用し、広告分野における最適化配信にも活用していく方針。これにより、アーンドメディア、オウンドメディア、ペイドメディアの「トリプルメディア」をシームレスに連携、活性化させることで企業とユーザーのコミュニケーションを最適化していく。


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