〔2026/2/9〕ゴルフダイジェスト・オンラインが、EC窓口のコンタクトセンターに対話型音声AI SaaS「アイブリー」の実証実験を開始

 IVRy(本社:東京都港区、奥西亮賀社長)は、日本最大級のゴルフポータルサイト「GDO」を運営するゴルフダイジェスト・オンライン(本社:東京都品川区、石坂信也社長、以下、GDO)において、EC窓口のコンタクトセンターに対話型音声AI SaaS「アイブリー」を活用した実証実験を開始したことを発表した。
 近年、顧客からの問い合わせチャネルは電話に加えチャットやSNSなど多様化しており、オペレーターの採用・育成コストや離職率の高さも相まって、コンタクトセンターの運営負荷は増加傾向にある。安定的かつ高品質な顧客対応体制の構築と、運営効率化の両立が多くの企業にとって重要な課題となっている。
 ゴルフ関連サービスを総合的に展開するGDOにおいても、EC窓口コンタクトセンターの運営効率化およびコストの削減は重要な経営課題であった。
 こうした状況の中、GDOではAI技術を活用した業務効率化を検討しており、アイブリーを用いた実証実験を行うことで、AIによる自動応答の精度と有人転送およびオペレーション変革の有効性を検証する運びとなった。
 この度の導入では、GDOのEC窓口コンタクトセンターにアイブリーのAIボイスエージェントとAIネイティブな電話システムを試験導入する。 注文のキャンセル・変更、在庫確認といった定型的な問い合わせをAIが自動応答することで、有人対応への入電を3~4割削減し、コストの最適化が可能かを検証する。
 さらに、今回の導入は単なるコスト削減に留まらず、「IVRy Analytics」を活用したデータドリブンな運用変革を目的としている。
 これまで管理者の主観が入りやすかった品質評価からデータに基づいた品質評価への移行が可能になった。IVRy Analyticsで可視化される応対ごとの「満足・不満足」データや「AIラベリング」機能(問い合わせ内容の自動分類)を活用し、客観的なデータに基づいて「どの問い合わせの満足度が低いか」などの改善対象を特定し、迅速なオペレーション改善サイクルが実現できるかを検証する。
 従来の「待ち呼(あふれ呼)」を減らすための運用から、アイブリーの「あふれ呼AI受付」機能の活用へ転換。入電が集中した場合でもAIが一次受付を行い、全件取りこぼさない応答率100%の体制を構築およびその効果を測定する。
 AIとオペレーターが連携するハイブリッド対応の実用性を検証する。定型的なヒアリングはAIが行い、詳細な対応が必要な場合にのみ人へ転送する。顧客・オペレーター双方にとってストレスのない効率的な対話フローの構築を目指す。
 従来、管理者がCTIシステムから手動でデータを抽出し作成していた入電レポート業務を、IVRy Analyticsのダッシュボードで完結させ、管理工数の削減効果を確認する。


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