〔2026/5/1〕ベルシステム24、ライブコマース支援領域に参入
ベルシステム24は、ライブコマースの導入・運営を検討する企業に対し、企画から集客、制作、配信運営、効果測定までのトータル支援サービスの提供を開始した。
顧客対応のプロフェッショナルである同社のコンタクトセンターのオペレーターが配信者を務めることで、視聴者の疑問にその場で応えながら商品の魅力をわかりやすく伝え、顧客体験の向上に貢献する。
日本のライブコマース市場は、拡大を続ける電子商取引市場を背景に新たな販売手法として注目されつつある。経済産業省の令和6年度電子商取引に関する市場調査によると、国内のBtoC向けEC市場は約26.1兆円規模まで成長しており、オンラインでの商品購入は日常的な行動として定着している。こうした中、商品の魅力や使い方をリアルタイムで伝えられるライブ配信型の販売手法は、消費者の購入判断を後押しする手法の1つとして関心を集めている。
一方で、ライブコマースには運用上の課題もある。成果は配信者の「話術」「商品理解」「即時対応力」に大きく左右され、この3つを兼ね備えた人材を確保することは難しく、特定の配信者に依存した運営は属人化リスクを伴う。こうした課題が、多くの企業がライブコマースに踏み出せない、あるいは継続できない要因となっている。
同社には、年間1,500社以上、通販・金融・通信・メーカーなど多様な業界の業務を通じて「商品・サービスを理解し、顧客に伝える」スキルを磨いてきた人材が多数在籍している。同社が支援するライブコマースでは、このような人材が配信者となって視聴者の疑問にその場で答え、「納得して買える」体験を提供する。
本サービスは、ライブコマース運営を包括的に支援するBPOサービスで、企画から配信、効果検証まで柔軟に対応する。
同社がコンタクトセンター業務で培った「商品・サービスを顧客にわかりやすく伝える力」「顧客の疑問にリアルタイムで応える対応力」に加え、自社主催のウェビナー配信や展示会向け映像制作で蓄積した企画・配信運営のノウハウを活かし、視聴者との双方向コミュニケーションを通じて購買につなげるライブ配信を実現する。
さらに、同社の子会社でデータマーケティング専門企業であるシンカー(本社:東京都港区、藤縄義行社長)のデータ分析力を活用し、成果創出を伴走支援する。
同社は、中期経営計画2028において、「ヒトの価値最大化」を重点施策のひとつに掲げている。本サービスはその取り組みの1つとして、コンタクトセンター業務で培った顧客対応力を活かした高付加価値領域の拡大を目指し、2029年度までに50社への導入を目標としている。