〔2026/7/22〕コラボス、AIコールセンターシステム「VLOOM」の「ボイスボット機能」をさらにアップデート

 コラボスは、2026年4月にリリースしたAIコールセンターシステム「VLOOM」の「ボイスボット機能」において、コールセンターの業務運営をサポートする機能アップデートを実施した。
 本アップデートでは、各種外部ツールとの連携や分析ダッシュボードの機能拡充を実施した。これにより、効率的なシナリオ構築と運用改善を可能にすることで、オペレーターによる後処理業務や他部署への連携にかかる手間の削減、および管理者による迅速な対話内容の改善(PDCA)を実現し、コールセンター全体の業務効率化に貢献する。
 現在、コールセンター市場では、慢性的な人手不足や人件費の高騰、問い合わせ手段の多様化・高度化といった構造的な課題への対応が急務となっている。コストの抑制と顧客満足度の向上を両立させることが年々困難になる中、生成AIをはじめとする技術を活用したデータ解析や音声対話等のソリューションによって、これらの課題を解決し、コールセンターの付加価値を高めるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の動きが急速に高まっている。同社は、このような市場動向に対し、2026年6月30日に開示した中期経営計画の戦略の下、顧客課題に寄り添い、顧客の「声」をダイレクトに製品へ反映することで、顧客課題を解決する製品開発を推進している。この度のアップデートは、その具体的な取り組みの一環として実施したもの。
 VLOOMは、生成AI「Gemini」との連携機能に加え、プラットフォームにAWSを採用した完全冗長化構成の自社開発AIコールセンターシステム。通話のリアルタイム音声認識や自動要約機能、テキストチャット機能のほか、マルチデバイス対応やロケーションフリーによる利便性の高さも兼ね備えている。同システムのオプション機能として提供する「ボイスボット機能」は、生成AIの活用により、あらかじめ設定された対話シナリオの枠組み(回答範囲)を適切にコントロールしながら、安定した自動応答と有人対応へのスムーズな連携を両立できる構成を特徴としている。専門知識がない企業でも即座に導入・運用が可能なため、人件費を抑えつつ、24時間365日の予約や問い合わせ受付体制を構築できる。
 今後の展開としては、ボイスボット機能における生成AIの活用範囲をさらに拡大させ、あらかじめ設定されたシナリオの枠を超えて顧客の話し言葉や文脈を自律的に理解し、その場で必要な情報を調べて応対を完結できる「AIエージェント」への進化を目指す。同社は、こうした継続的な機能開発を通じて顧客が抱える課題に寄り添い、コールセンターの付加価値を高めるAIを活用したデータ解析や音声対話などのソリューションを提供していくことで、コールセンターのDX推進を支援していく。


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