〔2011/9/28〕ALBERT、バーチャレクス・コンサルティングと業務提携し、次世代CRMを共同開発

 ALBERT(アルベルト、本社:東京都渋谷区、上村崇社長)とバーチャレクス・コンサルティング(本社:東京都港区、丸山栄樹社長)は、企業と顧客のあらゆるコンタクトポイントでのコミュニケーションを最適化するライトタイム・マーケティングソリューションの共同開発、市場創造において業務提携契約を締結した。
市場の飽和やユーザーニーズの多様化によりワン・ツー・ワン・マーケティングの必要性が叫ばれ、既に20年近くが経過しようとしている。このマーケティング環境の変化に加えインターネットの発達により、企業と顧客のコンタクトポイントは、店頭、郵便、電話・FAXなどからWeb、Eメ-ル、ソーシャルメディアなどに広がっている。一方、店頭のPOSに始まったデータベースマーケティングはコンタクトセンターの対応記録、購買記録、Webの閲覧履歴、購買履歴、ソーシャルメディアでの書き込みなど、チャネルが広がり、データの量、質ともに向上していることで、新たなフェイズを迎えている。
昨今のCRM成功の鍵は、顧客を深く理解した上で、きめ細かい顧客対応をすることだ。顧客の行動履歴などの膨大なデータが自動的に蓄積されるようになり、顧客を深く理解するための情報は十二分に集まっている。しかし、取得した大量データを分析し予測、モデリング、最適化までを実現している企業はまだまだ多くなく、最適な商品や情報を最適な顧客に、適切なタイミングで届ける「ライトタイム・マーケティング」の実現が経営課題になっている。
ALBERTのレコメンドエンジンやパーソナライズによる最適化実績と、バーチャレクスのコンタクトセンターを中心とした顧客接点のコンサルティング、システム開発、オペレーションの仕組構築のノウハウにより、次世代CRMソリューションの共同開発を行う。行動履歴に基づく高度なセグメント化による顧客の細分化、クロスチャンネルでの行動把握に基づく購買誘導、情報提供、顧客イベントベース、ライトタイムでのアプローチを実現するのが狙い。バーチャレクスはコンタクトポイントの最適なオペレーション基盤を構築、顧客理解のためのデータを蓄積。ALBERTはバーチャレクスが取得した購買履歴やさまざまな行動履歴データを分析、顧客セグメント情報やレコメンド商品情報、オファーリングタイミング情報などを、バーチャレクスの企業と顧客との関係をより強固にする「inspirX Family」にアウトプットし、最適なチャンネル、適切なタイミングでの顧客へのアプローチを実現する。


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