〔2011/9/29〕ブレインパッド、メール/ソーシャルメディアマーケティングを支援するクラウドサービスを提供開始

 ブレインパッドは、仏国Emailvision社と日本国内における販売契約を締結し、メール/ソーシャルメディアマーケティングを支援するクラウドサービス「Campaign Commander(キャンペーンコマンダー)」の提供開始を発表した。
パイロット版提供を開始し、11月1日より日本国内でCampaign Commander Eメール&モバイルエディション正式提供開始(日本語対応済)、12月にソーシャルメディアキャンペーンを管理できる「Campaign Commanderソーシャルエディション」と、分析を行う「Campaign Commander カスタマーインテリジェンスエディション」を追加して提供を開始するため、 現在日本語化を進めている。
Campaign Commanderはメールマーケティング支援システムと、受け手である顧客の反応を分析するシステムを併せ持っている。どちらか一方に特化した製品はあるものの、両方をオールインワンで提供できるサービスはこれまでなかった。また、ソーシャルメディアに波及した影響を把握・分析する機能を備えていることも大きな特徴。
企業のマーケティング部門は、顧客との接点の多様化、グローバル化、見込み客の嗜好の変化に対し、きめ細かく柔軟に対応しつつ、投資コストの圧縮にも努めなければならない。実際には顧客のセグメンテーションが複雑であったり、興味のない顧客へメールを何度も配信するなどのロスが生じたりと、効率化に悩む企業が多く、課題を抱えている。また、メールキャンペーンの受け手である消費者も、自分に当てはまらない大量のメールを受け取り、迷惑するケースもある。しかし、分析を行い、セグメンテーションをすれば、興味の内容別に適切な頻度で適切なメール送信が可能となり、消費者に「スパムメール」と受け取られる可能性が減少する。
Campaign Commanderは、ソーシャルメディアを含めた消費者との関係を深化させるプラットフォーム。顧客の獲得(リードジェネレーション)/顧客育成(リードナーチャリング)/顧客維持(カスタマーリテンション)/離脱防止といったLTV(ライフ・タイム・バリュー)の最大化を支援し、企業収益の拡大をもたらす。


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