〔2011/9/30〕日立情報制御ソリューションズ、機能強化したコンタクトセンター向けアウトバウンドサーバを販売開始

 日立情報制御ソリューションズは、コンタクトセンター向けアウトバウンドサーバ「TELEPHONYMASTER/Dialer」の発信方式や予約発信機能の強化を行った「TELEPHONYMASTER/Dialer II」を10月3日から販売を開始する。
アウトバウンドシステムは、予め顧客データベースなどから抽出された発信先(顧客)リストに従い、コンタクトセンターから顧客へ自動的に電話を発信し、各種督促、キャンペーンや、新製品の案内、アフターフォロー、マーケティング等の業務を支援するシステム。
コンタクトセンターは企業と顧客とをつなぐ重要なチャネルとして多くの企業で活用されているが、市場の長引く不況により、積極的な営業アプローチが求められアウトバウンドシステムの需要は増加傾向にある。
TELEPHONYMASTERは、同社が自社で開発したシステム。アウトバウンドシステムは電話回線制御を司るIPテレフォニーサーバ(TELEPHONYMASTER/IV)とアウトバウンド発信をコントロールするアウトバウンドサーバ(TELEPHONYMASTER/Dialer II)により構成。今回、顧客要望の強かった発信モードの多種類化および予約発信機能・テンプレートアプリケーションの整備など機能強化を図った。
価格は、TELEPHONYMASTER/IVが448万円からで、TELEPHONYMASTER/Dialer IIが340万円から。同社では今後2年間で30システムの販売を目指す。


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