〔2026/10/30〕ウィルオブ・ワーク、三菱UFJ eスマート証券のサポートセンターを山形市に開設
総合人材サービスを手掛けるウィルオブ・ワーク(本社:東京都新宿区、村上秀夫社長)は、三菱UFJ eスマート証券から、顧客からのパスキー認証に関する問い合わせ対応業務を受託し、その拠点となる「パスキー認証サポートセンター」をウィルオブ・ワークが山形市で運営する山形BPOセンター内に開設し、10月29日に両社代表が出席した開所式を行った。本センターは、11月2日より業務を開始する。
証券業界では、なりすましに強いログイン方法として、パスキーの導入が進んでいる。パスキーは、スマートフォンの指紋認証や顔認証などを使ってログインする仕組みで、パスワードを入力する必要がない。金融庁も2025年10月に証券会社向けの監督指針を改正し、ログインなどの重要な操作で、なりすましに強い認証の導入を原則として求めている。
三菱UFJ eスマート証券は、2026年4月26日から、すべての取引チャネルでのログインにパスキー認証を導入している。今後、登録方法などに関する問い合わせの増加が見込まれることから、専門の窓口で丁寧に応えるため、本センターを開設した。
本センターは、パスキー認証に関する問い合わせに対応する専門窓口。スマートフォンやパソコンで取引を行う顧客を対象に、パスキーの登録方法の案内やリモートでのサポートを行う。パスキーは安全性の高い認証方式である一方、新しい仕組みであることから、操作に不慣れな顧客も想定される。
また、利用する端末によっては登録が必要な場合があり、スマートフォンの買い替えなどに伴い、再登録が必要となる場合もある。本センターでは、こうした登録や再登録に関する問い合わせに対し、顧客1人ひとりに寄り添った丁寧なサポートを行う。
ウィルオブ・ワークがこれまでコールセンター運営で培ってきたノウハウを生かし、顧客が安心して手続きを進められる窓口を目指す。本センターのスタッフは、地元・山形で新たに採用した。11月2日の業務開始に向け、9月からスーパーバイザー、10月からオペレーターの研修を実施し、準備を進めてきた。
三菱UFJ eスマート証券では、過去にワンタイムパスワードを導入した際も、認証方法の変更後に長く問い合わせが寄せられたことから、今回も委託期間の延長を視野に入れている。また、パスキー認証以外の問い合わせについても、投資勧誘に該当しない業務を整理したうえで、委託範囲の拡大を検討している。
ウィルオブ・ワークは、こうした顧客の手続きを地方の拠点から支える体制づくりを進めるとともに、山形をはじめとする地域での雇用の創出にも取り組んでいく。