〔2011/10/26〕フュージョン・コミュニケーションズ、コールセンター向けクラウドテレフォニーサービスを提供開始

 楽天グループの通信会社であるフュージョン・コミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、相木孝仁社長)は、PBXやビジネスフォンを購入することなく、コールセンターに必要な環境を構築できるクラウドテレフォニーサービス「FUSION Connect」の正式提供を開始した。
FUSION Connectは、米国Fonality社が開発したクラウドを基盤にしたテレフォニーソリューションを、フュージョンが国内市場向けにカスタマイズして提供するサービス。システム導入時のサーバ費用などが不要で、従来のIP-PBXに比べトータルでの導入費用を削減できるほか、大規模な設備の導入が不要で、最短2週間でシステムを構築でき、弾力的な席数の調整も可能になる。PCのデスクトップから、簡単な操作でコールセンターの状況把握/業務指示を行えるHUD(Heads Up Display)と呼ばれる受発信管理ツールを利用できる。通常のコールセンターに必要な機能に加え、業務を効率化するための様々な機能を備えている。
電気通信事業者であるフュージョンが、通信回線からPBX機能やコールセンター機能、さらに電話機までワンストップでサービスを提供し、迅速で効果的なアフターサポートを提供する。ライセンス料金は、基本ユーザーライセンス料が2100円、コールセンターライセンス料が7875円で、その他に各種オプションを用意している。


PAGE TOP