〔2011/12/22〕TIS、米国アドビ システムズ社のコールセンターやPOSなどのビジネスデータに対応した分析ソフトを販売開始

 TIS(本社:東京都新宿区、桑野徹社長)は米国アドビ システムズ社のマーケティング分析ソリューション「Adobe Insight」の販売を行うと発表した。
アドビは、Webトラフィックなどをリアルタイムに解析する「Adobe SiteCatalyst」といった製品を提供しているが、Adobe Insightは同様のオンライン分析データに加え、コールセンターやPOSなど企業に蓄積されている膨大なオフラインのビジネスデータにも対応する統合分析ソフト。企業の活動をオフラインとオンラインで切り離すことなく扱えるのが特徴。
これにより、マーケティングキャンペーンから購入行動、そしてカスタマーサポートへと、顧客の反応を線で捉える「カスタマージャーニー」を分析。企業のマーケティングやビジネスにおける迅速な意思決定を支援するという。 また、Adobe Insightはオンプレミス型のソフトウェアであり、現在主流のSaaS型と異なり、解析情報が社外に出ないという特徴もある。
TISは、Adobe Insightの国内初の販売パートナーとなった。同社では、ネット事業者向けのシステム開発の実績を生かした自社のシステム構築力を組み合わせ、企業の意思決定のスピード化と顧客とのリレーション強化をシステム面で支援。インフラ構築および基幹システムとの連携から、データ分析後に活用するレコメンデーションやパーソナライズなどの各種マーケティングシステムとのインテグレーションなどを行っていく。


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