〔2012/1/17〕電通イーマーケティングワングループ、CRMに特化したソーシャルリスニングツールを提供開始

 電通イーマーケティングワン(本社:東京都中央区、長濱薫社長)とグループ会社のインターロジックス(本社:東京都中央区、松本卓一社長)は、CRMに特化したソーシャルリスニングツール「eMSocial(エムソーシャル)」の提供を開始した。
eMSocialは、Facebookにおける詳細なユーザー属性やソーシャルグラフデータを対象に、企業のCRMに有効活用できるソーシャルリスニングを実現、オリジナルの分析手法や外部データ連携(オプション)によって、企業のCRM活動を強力にサポートする。
昨今、ソーシャルメディアの急速な普及やトリプルメディア戦略への関心の高まりにより、ソーシャルメディアの影響力を考慮した、新たなCRM施策の実践が企業における重要なマーケティング課題となっている。このような背景を受けて、当グループではソーシャルメディアの中でも実名性や個人プロフィールが開示されるといった特徴からCRMとの親和性の高さが指摘されているFacebookに着目。より精度の高い見込み客や既存客の顕在化、分析・構造化によって特徴に応じた効果的なCRM施策を実現する「ソーシャルCRMサービス」の提供を2011年5月より開始し、顧客企業のマーケティング活動を支援してきた。 今回提供を開始するeMSocialは、同サービスの一環として、Facebookから取得したユーザー情報を時系列、ターゲット(性×年齢)、多種多様なプロフィール、ウォールへの書き込みやチェックインといった基本指標で検証するとともに、さまざまな指標によるデータ抽出、オリジナルの分析手法(Social Influencer Matrix / OCBCモデル)を活用することによってCRM施策への展開を実現する、オリジナルのクラウド型ソーシャルリスニングサービス。eMSocialの導入によって、ソーシャルメディアに集う企業のファンをより効果的にCRM戦略へ取り入れることが可能になり、さらなる「ファン層の醸成・拡大」「顧客としての取り込み」「ロイヤリティ強化」などをサポートすることが可能となる。
電通イーマーケティングワングループでは、今後も各種マーケティング支援サービスの開発・提供を通じて、より効果が高いCRM戦略の立案から、具体的なマーケティング施策の実践、そして効果検証まで、企業のマーケティング活動を総合的にサポートしていく。


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