〔2012/2/22〕リンク、クラウド型コールセンターシステムと既存ビジネスフォン環境の連携が可能な「クラウドPBX連携サービス」を提供開始

 インターネット関連サービスを提供するリンク( 本社:東京都港区、岡田元治社長)は、既存の内線環境を活用したクラウド型コールセンターシステム導入を可能とする「クラウドPBX連携サービス」の提供を開始した。
クラウドPBX連携サービス は、既存の内線環境( PBX・主装置 )とクラウド型コールセンターシステム「BIZTELコールセンター」の共存を可能にするサービス。BIZTELコールセンターの導入時にPBXや電話機などすべての資産を継続利用できるため、社内の電話システムを一度にすべてクラウド化する場合に比べ低コスト・短期間での導入が可能。また、導入時の社内研修や電話番号の変更もコールセンター部門でしか必要がないため、影響範囲を最小限に抑えることができる。
具体的には、既設のPBXとクラウド上のBIZTELサーバ(IP-PBX)をVoIPゲートウェイ(レンタル)で連携することで、BIZTELコールセンターと既設PBXの間で、まるで同じ内線環境のように内線通話や転送等が行えるようになる。また、BIZTELコールセンターならではの柔軟性を活かし、多拠点型のコールセンターや在宅勤務への対応など、将来的な拡張も視野に入れた運用が実現する。
低コスト・短期間で導入でき、拡張・増設もオンデマンドで行えるクラウド型コールセンターシステムの登場により、より手軽にコールセンターを構築することができるようになった。数席~数十席程度の小規模・部門コールセンターが自社で運用できるようになり、顧客対応力の向上を実現する。 一方、固定資産の減価償却を終えていない、フルクラウド化による影響範囲が大きいなどの理由により、「現状の内線環境を継続利用したい」「コールセンターシステムだけをクラウド化したい」といったニーズも増えてきている。


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