〔2012/2/22〕コアックス、IP電話システムの負荷試験装置を提供

 IPコンタクトセンターの構築を支援する、コアックス(本社:東京都豊島区、山出晋社長)は、IP電話システムの負荷試験装置「発信太郎」の提供を3月1日に開始する。ソフトウェアパッケージ販売とソフトウェアレンタルで提供される。
発信太郎は、IP-PBX・IP-IVR・IPコールセンターシステムの性能・品質を確認する試験装置。IP電話システムに負荷をかけて、繁忙時の信頼性を事前確認したり、連続サイクル負荷で発生する問題を調査・解析できる。SIPプロトコルを利用する。発信負荷装置としてだけでなく、着信システムとしても動作する。DTMFプロンプティングを用いたフローの分岐が可能。音声を録音でき、テスト後に音声品質を確認できる。コール分岐や録音音声の再生などのカスタマイズも可能。
メーカーは、実環境と同等の高負荷トラフィックテスト/長期連続テストを実施でき、問題の早期発見/改善を図れる。システムインテグレータやシステム管理者は、コールセンターやIP-PBXを実際に運用開始する前に、擬似負荷をかけて、システム全体の信頼性をテストできる上、オペレータに実稼働訓練を行える。また、IP電話システム/コールセンターシステムの展示会の実稼働デモンストレーションや、顧客へのプレゼンテーションにも利用できる。


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