〔2012/3/9〕DIOジャパン、盛岡市中央卸売市場内にコールセンターを開設

  DIOジャパン(本社:愛媛県松山市・東京都中央区、小島のり子社長)は、盛岡市中央卸売市場内に、関連会社として、「盛岡コールセンター」を設立し、今年4月から、同市ならびにその周辺地域の被災地離職者を対象として百数十人規模の雇用支援事業を開始すると発表した。
盛岡コールセンターは、雇用支援と併せて、地場産業の活性化による被災地復興を事業目標に掲げて、盛岡市中央卸売市場内に立地選定しており、同市場内の卸売事業者との協業により、インターネットやテレマーケティングを活用して水産物や農産物などの地場産品の販路拡大を推進するなど、地場産業の第6次産業化に寄与するべく、地域協業型の多様な事業を展開する計画。
盛岡コールセンターは、4月からオペレーターの募集を開始し、初年度100名の新規雇用を予定。採用後は、DIOジャパンの主力サービスであるホテルや旅館などの宿泊予約受付業務におけるOJTを中心として、DIOジャパンの教育プログラムによりオペレーターとしてのスキルを習得していく。コールセンターは、製造業などに比べて比較的短期間に操業が可能なことから、DIOジャパンは、経営戦略の一環として、いちはやく被災地の雇用支援事業に着手し、コールセンターとして初めて宮城県登米市に進出した。登米市のコールセンターでは、現在約100名のオペレーターが業務に取り組んでいる。盛岡コールセンターにおいても、震災による離職者が多いことを踏まえて、職歴などにこだわらずに雇用し、未経験者でも適切なスキルを身に着け、本人のやる気を喚起できるよう、充実した教育・研修プログラムを用意するなど、最大限の努力をしていきたいと考えているという。


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