〔2008/9/16〕日本オラクル、SaaS型の新CRMアプリケーションの提供開始

 日本オラクルは、営業担当者がより効率的に案件を発掘して効果的な営業活動を支援するためのSaaS型の新CRMアプリケーション「Sales Prospector」を提供開始した。
「Sales Prospector」は、同社のCRM製品群「Oracle Social CRM Applications」の一製品。単一ソリューションとして導入可能だが、同社の自社設置型のCRMアプリケーション「Siebel CRM」、SaaS型のCRMアプリケーション「Oracle CRM On Demand」や他社製のCRMシステムとも併用することで、より包括的かつ拡張性の高いCRMシステムを実現する。
同製品は、社内システムや外部に散在する情報源からターゲットとする顧客の企業概要やニュースなどの関連情報を集約、さらに過去の購買製品や各組織による購買履歴など顧客の購買パターンを分析して成約確度や案件規模を評価し、これらの分析結果から見込み客の推奨リスト、および過去の実績から有効な提案内容や購買決定の可能性を表示する。営業担当者はこれらの情報を活用することで、どの見込み客にどの製品を販売すべきかのレコメンデーションリストを参照することが可能になり、最も効果的な案件に集中することができる。
同製品は、SaaS型で提供される。価格は1ユーザーあたり月額34,240円。


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