〔2012/3/28〕ANA、トランスコスモスなど8社、地域名産品のインターネットショッピングモール事業開始

 全日本空輸(以下、ANA)、トランスコスモス、函館空港ビルデング、仙台エアポートサービス、福島空港ビル、大分航空ターミナル、長崎空港ビルディング、宮崎空港ビルによる共同出資にて設立された空港通販有限責任事業組合(以下、空港通販LLP)が、地域名産品のインターネットショッピングモール「クーコ・モール(=空港のモール)」でのネット販売事業を4月2日より開始すると発表した。
空港通販LLPは、地域名産品のネット販売を通じて、地域活性化を図るとともに、空港ビル会社の経営基盤の強化を目的として設立された。空港ビル各社は独自のネットショップを展開しているが、この度、空港ビル会社有志6社が連携し、国内各空港に幅広いネットワークを展開するANAとグローバルなITサービスを展開しているトランスコスモスとの間で共同事業を立ち上げる。連携してショッピングモールを開設することにより、消費者の認知度を高め、土産品などの地域名産品のネット販売を全国展開していく。
クーコ・モールは空港売店で取り扱っている土産・名産品を通して地方と消費者を結びつける。設立当初は6空港のみのモール出店に留まりますが、順次他の空港との契約拡大を進め、全国展開を目指す(初年度目標:商品取扱高2億円、2016年度目標:同70億円)。また、将来は地方特産品の海外ネット輸出を通して訪日旅行客の地方への誘致につなげることを視野に入れて活動していく。


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