〔2012/5/17〕オー・エイ・エス、コールセンターCRMシステム「デコールCC.CRM/WE」のコールセンター代行企業向け機能を強化

 オー・エイ・エス(本社:東京都千代田区、海野正社長、以下OAS)は、インハウス型にもアウトソース型にも対応できるコールセンター向け顧客管理システム「デコールCC.CRM/WE」のコールセンター代行企業向けの機能強化を行った。
 今回の製品バージョン1.5.3では、コールセンター代行企業が主に利用するマルチテナント機能、セルフカスタマイズ機能、アウトバウンド機能の3つの機能強化を行い、顧客の付随項目や応対履歴の項目追加などを、企業自身で変更することを可能にした。これによりクライアントごとに達成目標を設定できるなど、多様な運用に柔軟に対応できるコールセンターを実現できる。
 マルチテナント機能は、1つのシステムで、複数のクライアント企業向けのサービスを運用することが可能。コールセンター代行企業のシステム多重導入を防ぎ、トータルコスト削減に効果を発揮する。また、代行業ではなくインハウス型の自社コールセンターにおいても、お客様相談室のような「問合せ対応」、営業的な「受注対応」、保守部門における「保守対応業務」など、異なる業務を行う企業内の複数部門のサービス並行運用にも対応し、同様の効果を得られる。
 セルフカスタマイズ機能は、電話応対時に表示される顧客応対画面項目の表示・非表示や名称変更、代行企業自身で作成・編集可能な追加画面ブロック機能を利用した自由なレイアウトでの情報項目の追加など、業務フローに合わせた顧客応対画面の最適化・効率化を図ることができる。また代行企業自身で、クライアント企業別報告書作成などに効果を発揮する、カスタマイズ可能な帳票テンプレートを作成し、クライアントの要望・用途に合った管理用・報告用帳票作成が可能。
 アウトバウンド機能は、キャンペーン型のアウトバウンド機能を追加オプションにて提供。強化されたセルフカスタマイズ機能をアウトバウンド機能に組み込み、クライアント企業の複雑な名簿データも顧客情報としてシステムに素早く取り込むことができる。新規顧客開拓、テレマーケテイングなどの営業・販売促進業務、フォローコールなど、キャンペーン単位で管理でき、各キャンペーンの進捗状況やコール結果などを管理画面より把握することができる。


PAGE TOP