〔2012/6/6〕NECネッツエスアイ、キューアンドエーと資本提携
NECネッツエスアイは、サービス事業強化の一環として、ICTなど技術的な対応が可能なテクニカル・コンタクトセンターおよびオンサイトサポートサービス(訪問サポート)を手掛けるキューアンドエーへ資本参加することとし、同社の株式を約22%取得した。
NECネッツエスアイでは、ICTに加え、ファシリティ・マネジメント力を活かした総合システム構築力の強みを保有している。さらに現在、付加価値の高いコンサルティング領域や運用サポート/クラウドなどのサービス事業に軸足を据え、社外リソースの活用も視野に入れた中期的な成長戦略を図っている。そのためのサービス基盤として、データセンターやネットワークの監視などを行うオペレーションセンター、全国2時間以内対応のパーツセンターなどのサービスインフラ基盤の強化を行い、さらに電話受付業務やシェアド・サービスなどの人的なBPOサービスを組み合わせた新しいサービス基盤の構築も進めている。また、このようなBPOサービスにNECネッツエスアイのクラウド型共通プラットフォーム・サービスを活用いただくことで、コスト競争力強化が図れるものと考えており、パートナーシップを通じたクラウド・サービス事業の拡大を目指している。
今回のキューアンドエーとの資本提携は、2010年12月の第一アドシステム社の子会社化、2012年4月に締結したもしもしホットラインとの業務提携に引き続き、このようなサービス基盤を活かしたサービス事業拡大戦略の一環として実施するもの。