〔2008/11/4〕プラスアルファ・コンサルティング、コールセンター向けに機能を大幅に拡張したSaaS テキストマイニングシステム「見える化エンジン Ver2.0」の提供開始

 プラスアルファ・コンサルティングは、日本初SaaS型で提供するテキストマイニングシステム「見える化エンジン」を、コールセンターで日々記録される苦情や要望などの会話文から“直感的に”商品開発のヒントやリスクワードを発見することができるよう機能拡張したバージョン2.0の提供を開始した。
昨今、さまざまな企業・団体で、コールセンターに寄せられる苦情や要望などの「顧客の声」の活用のニーズが高まっている。そのような中で、同社では、今年の5 月以降、独自で開発したテキストマイニング「見える化エンジン」を業界では初となるインターネットを通じてソフトを貸出すSaaS 形式で提供することにより、月額10 万円からという低価格で提供してきた。
今回のバージョンアップでは、特にコールセンター向けの見える化機能を強化し、四半期や曜日、時間帯別での問い合わせ件数を瞬時に集計できる機能のほか、特定の期間で急騰傾向にあるキーワードを抽出することができ、例えば、食品業界であれば「事故米」や「中国産」などのリスクワードを早期に発見することができるようになった。また、「理由マップ」機能では、例えば「買わない」という発言の理由に該当する部分を文章中から自動抽出し、買わない理由をピンポイントに探ることを可能としました。その他、「定型レポート」機能では、報告したい報告書をワンクリックでPowerPoint などのレポートに出力することで、社内の報告業務の効率化を図ります。さらに、テキスト中に存在する個人情報(電話番号、メールアドレス、住所など)を自動的にマスキングできる機能をオプション機能で提供し、SaaS でのテキストマイニング利用の不安を解消した。価格は、初期費用が20 万円、基本利用料が月額10 万円から。


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