〔2008/11/4〕アルファコムとAGI、通話録音システムと感情認識システムをパッケージ化し、販売開始

 アルファコムとAGIは、アルファコムが提供する通話録音システム「Voistore」とAGIが提供する感情認識システム「ST」をパッケージ化した「Voistore Analyzer」の販売を開始した。
Voistore Analyzerは、コンタクトセンターでのリアルタイム分析、バッチ処理での評価分析など、コンタクトセンターでの活用を中心に、より導入しやすい価格体系での販売を開始。Voistore Analyzerの特徴は、他社通話録音システムは、1ライセンスごとにライセンス費用がかかるが、リアルタイムモニタリングはライセンスを無料にし、また、通話録音システムを使わない場合に必要なカールコード接続の場合も、工事と機器費用に比べて安価な価格にした。また、既存のアプリケーション以外にも、運用に沿ったアプリケーションをご用意。
Voistore Analyzerの利用用途は、リアルタイムに、スーパーバイザーがモニタリングしていなくても、画面上に感情の変化を時間の推移とともに表示する。顧客やコミュニケーターのストレスの閾値を設定することで、顧客へのセールストークの切り替え、クロージングへのヘルプやストレスが溜まった思われるコミュニケーターをスーパーバイザーにアラーム通知などを行うことが可能。また、蓄積された録音ファイルから感情の変化を認識して、複数の通話をまとめて感情表示する。色やグラフでまとめて表示することで、1つひとつの音声を聞き起こすことなく、コミュニケーターが対応した顧客の感情の傾向を、一目で確認できる。個別面談などでは、判別できないコミュニケーターの心理状況を客観的にメンタルチェックでき、コミュニケーター自身の日々の体調管理にも利用でき、ミス率の低下、退職率の低下に役立つ。
価格は、50チャネルで1800万円から、100チャネルで2980万円から、200チャネルで4980万円から。同社では販売を記念して10システム導入までキャンペーン価格でご提供するという。


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