〔2012/6/22〕アドバンスト・メディア、音声認識機能をクラウド環境で利用できる企業向けサービスを提供開始

 アドバンスト・メディアは、2012年初夏より、スマートフォン、タブレット端末などに、初期費用を抑えかつ容易に音声認識機能を組み込み、利用するための企業向けクラウドサービス「AmiVoice Cloud」の提供を開始する。
  近年、あらゆるハードウェアにおいて、どのような環境でも誰もが操作できるユーザインターフェイスが求められ、音声認識技術についての関心・認知が急速に高まりつつある。同社は、スマートフォン、タブレット端末、TVなどさなざななデバイスに対し、音声認識による業務報告作成などのための文字入力やCRM、SFA、グループウェアなどへ音声コントロール、文字入力、Web検索または対話型アプリケーションなど、音声認識機能を幅広く利用できるようにするため、企業向けにスマートフォン向けアプリケーション開発用のSDK(Software Development Kit)である「AmiVoice Mobile Toolkit」並びにクラウドサービスを提供する。また、金融業界向け、保険業界向け、製薬(MR)業界向けの業務報告用の辞書や、住所、人名、会社名も認識する辞書により、業界特有の用語、言い回しでも入力が可能となった。
 同サービスの特徴は以下の通り。
1.通信ネットワーク経由で機能する「DSR(分散型音声認識)方式」に対応し、導入企業にサーバを準備する必要がなく、初期費用を抑えて容易に音声認識機能を導入可能。端末内で認識処理を行い、通信環境が不要な「スタンドアロン方式」での対応も可能。
2.当社SDKを利用することでさらに短期間かつ容易な開発環境を実現。
3.豊富な導入実績とノウハウに基づいた丁寧な技術コンサルティングを行うことで、顧客の目的に沿った音声認識の活用を実現する。
4.金融、保険、製薬業界など各業界向け専用辞書の提供により、「店舗」・「てん補」などの同音異義語の判別や業界特有の用語、言い回しに対応することが可能。


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