〔2012/8/21〕NECとNECインフロンティア、中小規模事業所向けのSIP対応IPキーテレフォンの機能強化

 NECとNECインフロンティアは、中小規模事業所向けのSIP対応IPキーテレフォン「UNIVERGE Aspire X(ユニバージュ アスパイア エックス)」の機能強化を発表した。従来から強化してきたセキュリティ機能を一層充実するというもので、IPカメラドアホンをUNIVERGE Aspire Xの内線収容機器のラインナップに追加。また、コールセンター向け機能を強化したほか、構内PHSシステムの内線子機登録を遠隔地からPCプログラミングで行えるようにするなどメンテナンス機能の強化も行っている。
 この新しいIPカメラドアホンは、UNIVERGE Aspire XのSIP内線として収容が可能で、従来はカメラドアホンの専用親機が必要だった訪問者映像の確認を専用ビューアをインストールしたPCから行える。加えて、NECインフロンティアの「SecureFrontia X」をはじめとする入退管理システムや電気錠と連動し、自席から訪問者確認と電気錠の開錠操作が可能になる。価格は5万5000円。
 2つ目のコールセンター向け機能の強化は、コールセンター向けの着信均等分配機能(ACD機能)を強化し、ラストコールルーティングに対応するもの。同じ人(電話番号)から再度電話がかかってきた際に、オペレータの待機時間などにかかわらず前回対応したオペレータによる着信が可能になる。これにより、取り次ぎ業務の効率化とCS向上が期待できるという。


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