〔2012/9/29〕DIOジャパン、にかほ市にコールセンターを開設

 DIOジャパン(本社:愛媛県松山市・東京都中央区、小島のり子社長)は、にかほ市元消防署内に、関連会社として、にかほコールセンターを設立し、今年12月から、同市ならびにその周辺地域の離職者を対象として100人規模の雇用支援事業を行う予定。
 にかほコールセンターは、雇用支援と併せて、地場産業の活性化による人材育成を事業目標に掲げており、地元の企業や団体と協業し、インターネットやテレマーケティングを活用して地場産品の販路拡大を推進するなど、地場産業の6次産業化に寄与するべく、地域協業型の多様な事業を展開する計画。
 にかほコールセンターは、初年度100名の雇用を予定。職歴や経験にこだわらずに雇用し、PC操作や電話応対などコールセンター業務に必要なスキルを身につけられるよう充実した教育・研修プログラムを用意。また、一定のスキルを習得した後は、DIOジャパンの主力サービスであるホテルや旅館などの宿泊予約受付業務におけるOJTを中心として、オペレーターとしてのより高いスキルを習得する。
 コールセンターは、製造業などに比べて比較的短期間に操業が可能なことから、DIOジャパンは、経営戦略の一環として、いちはやく被災地の雇用支援事業に着手し、昨年6月には、宮城県登米市に株式会社東北創造ステーションを設立し、コールセンターとして初めて東北地区に進出した。登米市のコールセンターでは、現在約100名のオペレーターが業務に取り組んでいる。また、今年3月、盛岡市中央卸売市場内に株式会社盛岡コールセンター、洋野町にも洋野コールセンターを、今年5月には奥州コールセンター、7月には二戸コールセンター、花巻コールセンターを設立しており、スタッフの募集を開始している。
 DIOジャパンがプロデュースする東北地方のコールセンターは、雇用支援に加えて、コールセンターを活用した地場産業の活性化を事業目標に掲げている。そのため、にかほコールセンターにおいても、地元企業・団体と協業して、インターネットやテレマーケティングを活用した地場産品の営業販売や物流など、総合力のあるコールセンター事業を展開する。さらに、DIOジャパンは、「楽天トラベル」、全旅連(シルバースター部会公式サイト)「人に優しい宿」をはじめとする宿泊予約受付業務を請け負うコールセンターとしての実績が高く、その経験とノウハウを生かして、秋田県の観光産業の拡大にも寄与したい考え。


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