〔2012/11/19〕NTT データ、Twitter データ販売サービスを開始
NTTデータは、米国 Twitter社と9月に締結したTweet データ提供に関する「Firehose」契約に基づき、Twitter データ販売サービスを2012年12月上旬から順次開始する。
今後同社は、Tweet データを利用する、ソーシャルメディア関連のツール/サービス事業との積極的なアライアンス活動を行うとともに、高度な分析 API を開発するなど、積極的に商品を展開していく。Firehose は Twitter の API。
NTT データは2012年9月22日に米国Twitter社と「データ再販」に関する契約を締結、Firehose を通じて取得/蓄積した日本語のTweetデータと日本国内で書き込まれた全Tweetデータを販売できる権利を取得した。この契約に基づき、NTT データは、公開APIよりも大量/高精度/高付加価値のTweetデータを販売できるサービスプラットフォームを開発、サービスを開始する。
このサービスの利用者は、日本語および日本国内で投稿された全 Tweet にアクセスできるようになる。その結果、ソーシャルメディア関連のビジネス事業者は、Twitterの公開 API の制限を超えたデータを利用、より高精度なサービスを提供できるようになる。また、ユーザー企業は、自社のリサーチシステムや CRM システム、BI/BAシステムにTweetデータを直接取り込んで分析できるようになり、自社データとTwitterデータを直接組み合わせた、より深い情報分析ができるようになるという。
検索基盤として、プリファードインフラストラクチャーの「Sedue」(セデュー)を採用。情報分析基盤として、NTT の研究所であるソフトウェアイノベーションセンタとプリファードインフラストラクチャーが共同開発した「Jubatus」(ユバタス)を採用。これらツールの採用により、高精度な検索や情報分析を提供できるようになる。