〔2013/2/1〕NEC、大垣共立銀行のATMにおけるオリジナル画面サービスなど新サービスのシステム連携基盤を構築

 NECは、大垣共立銀行のATMにおける「オリジナル画面」やお奨め商品・サービスのご案内など、新サービスを実現するためのシステム連携基盤をNECのSOA基盤「WebOTX Enterprise Service Bus」(以下、WebOTX ESB)を活用し構築した。
 オリジナル画面は、ATMの画面を顧客自身でカスタマイズできるサービス。またお奨め商品・サービスの案内は、ATMを利用する顧客の年齢・性別・取引状況などに合わせた最適なお奨め商品やサービスの案内を画面に表示するサービス。これらのサービスは、Web-ATMシステムとCRMシステム、勘定系システムを連携させて実現しており、2月4日から大垣共立銀行の全ATMで提供される。
 大垣共立銀行ではこれまで、ATMで顧客向けに共通的な広告表示などを提供してきた。今回、さらに顧客1人ひとりにきめ細やかなOne to Oneサービスを実現するため、CRMシステムに登録されている顧客情報とATMでのサービスの連携を、WebOTX ESBを活用し実現した。
 WebOTX ESBは高信頼性と多彩な接続性を特長としている。本製品を活用してWeb-ATMシステムなどのチャネルと各システムを標準化されたインタフェースで接続することにより、今後新たなシステムを導入する際には、容易にシステム連携することが可能なため、費用の低減や開発期間の短縮につながる。


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