〔2013/2/4〕NEC、大垣共立銀行のATMオリジナル画面サービスなどシステム連携基盤構築

 NECは、大垣共立銀行のATMにおける「オリジナル画面」や推奨商品・サービスの案内など、新サービスを実現するためのシステム連携基盤をNECのSOA基盤「WebOTX Enterprise Service Bus(以下、WebOTX ESB)」を活用し構築したと発表した。
 「オリジナル画面」は、ATMの画面を顧客自身でカスタマイズできるサービス。また、推奨商品・サービスの案内は、ATMを利用する顧客の年齢・性別・取引状況などに合わせ最適な推奨商品やサービスの案内を画面に表示するサービス。これらは、Web-ATMシステムとCRMシステム、勘定系システムを連携させて実現しており、2月4日から大垣共立銀行の全ATMで提供される。
 同行ではこれまで、ATMで顧客向けに共通的な広告表示などを提供していたが、今回、更に顧客1人ひとりにきめ細やかなOne to Oneサービスを実現するため、CRMシステムに登録されている顧客情報とATMでのサービスの連携を、WebOTX ESBを活用し実現した。
 同製品は、高信頼性と多彩な接続性を特長としており、Web-ATMシステムなどのチャネルと各システムを標準化されたインタフェースで接続することにより、今後新たなシステムを導入する際に、容易にシステム連携することが可能となるため、費用の低減や開発期間の短縮につながる。
 NECは今後、今回のシステム連携基盤を活用したチャネルの拡張と各業務システムとの接続・連携の拡大を提案し、大垣共立銀行の業務効率化・サービスの向上に貢献していく。


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