〔2013/2/14〕TMJ、コールセンターの大量発信設備と専門のデータ運用チームを組み合わせたクラウド型アウトバウンドのシェアサービスを開始

 ベネッセグループのTMJ(本社:東京都新宿区、林純一社長)は、2008年より開始しているコールセンター設備クラウド型提供サービスに、アウトバウンド機能を追加したサービスの提供を開始した。
 TMJのクラウド型アウトバウンドシェアサービスは、単なる設備の提供だけではなく、高度なアウトバウンドのスキルを持つ運用管理チームとあわせて提供を行う。アウトバウンド運用は、単純に発信をするだけでは望ましい結果を得ることができない。発信戦略に基づいてアウトバウンド専用の設備を利用し、専門知識を持つスタッフがデータ運用を行うことで、高い効率と成果を得ることができる。さらに、クラウド型サービスを利用することで、設備投資を大幅に抑えることが可能となる。
 TMJのデータセンターに設置されているアバイア社製ダイヤラーシステムをWAN回線経由で利用拠点(利用者オフィス)より接続利用する。1席より240席(近日中に430席まで拡張予定)まで拡大可能なシステムキャパシティを保有しているため、クライアントの要望や業務要件に応じた柔軟な構成が可能。
 発信モードは、1)プレビュー方式(顧客情報を確認後、手動発信)、2)プログレッシブ方式(オペレータが空き次第、自動発信)、3)プレディクティブ方式(オペレータの稼働状況予測を行い自動発信)の3種類に対応している。特にプレディクティブ方式では、プレビュー方式と比較して2倍以上の発信効率向上が可能になる。
 クラウド型アウトバウンドシェアサービスにおいては、設備提供のみではなくダイヤラーを使いこなすための運用管理チームを組み合わせて提供することが最大の特長。TMJの熟練したアウトバウンドの運用ノウハウを活用し、単に専用設備を利用するだけでは難しい高い業務効率とパフォーマンスを実現することができる。


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