〔2013/3/6〕NTTソフトウェア、クラウド上に展開したデータを保護するセキュリティ対策製品を発表
NTTソフトウェアは、クラウド上に展開したデータを保護するセキュリティ対策製品「TrustBind/Secure Gateway」を発表した。4月1日に発売する。
TrustBind/Secure Gatewayは、DMZに設置する装置でユーザーの指定する個人情報や機密情報のデータをクラウドへ展開する際に暗号化し、クラウドから受信する際には復号化を自動的に行う。クラウドサービスの利便性を損なわず、データを保護できるのが特徴といい、まずはSalesforceが同製品に対応する。
暗号化/復号化の処理にはエアーの暗号化ライブラリの「WISE Encrypt」を用い、AESのアルゴリズムを利用する。これにより、クラウド上で暗号化された状態のデータを日本語で検索できるという。
価格は1IDあたり月額1000円で、別途ハードウェア費やSI費などが必要。同社では金融や製造業などの利用を見込み、3年間で10億円の売り上げを目指す。