〔2013/3/21〕テレマティクスサービス「G-BOOK」コールセンターが三井情報のクラウド型コールセンターソリューションを導入

 三井情報(本社:東京都港区、齋藤正記社長、以下:MKI)は、テレマティクスサービス「G-BOOK」を運営するトヨタメディアサービス(本社:愛知県名古屋市、友山茂樹社長)が、「G-BOOK」ユーザー向けコールセンターにMKIのクラウド型コールセンターソリューションを導入したことを発表した。
 きめ細かなオペレーターサービスを提供する機能はそのままにコールセンターシステムをクラウド型に移行し、システムの維持・運用コストの低減を実現させ拡張性あるシステム構成。 トヨタメディアサービスでは、ICTを活用した自動車の魅力を高める付加価値創出に向け、さまざまな取り組みを推進している。
 その1つがクルマをネットワークに接続しさまざまなコンテンツやサービスをドライバーへ提供するテレマティクスサービス「G-BOOK」だ。中でもコールセンターが提供しているオペレーターサービスは各種情報提供のほか、ロードサービス手配といった緊急時のサポートも行っている。そのため、インフラとなるコールセンターシステムには、止まらないこと、障害が発生しにくいことはもちろんのこと、通話音質の確保やシステムの安定運用に向けた人員配置など、安心・安全を守るために必須な対応が求められ、それらがシステム維持・運用コストを増加させる要因ともなっていた。
 また、新機種発売に合わせたサービスの追加や、コール数の増減に合わせたシステム変更・改修が年間を通して頻繁に発生することから、担当者の負担が大きいことも運用上の課題であった。MKIは、これら課題に対して、コールセンターシステムをクラウドサービスとして提供し、従来と変わらない機能と品質を維持したままシステム維持・運用コスト低減と柔軟なシステム改修を実現した。


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