〔2013/3/21〕もしもしホットライン、ベトナムでグローバルBPO受託体制を強化
もしもしホットラインは、関連会社のMOCAPベトナムを通じ、英国のハーヴィーナッシュ・グループの100%子会社であるハーヴィーナッシュ・ベトナムと共同で、ベトナムを起点としたグローバルなビジネス・プロセス・アウトソーシング(以下、「グローバルBPO」)サービス体制を大幅に強化する。
もしもしホットラインは、ベトナムにおけるカスタマー・サービスをはじめとしたBPO需要の高まりを見込んで、2009年に三井物産株および現地資本と共にエム・オー・キャップ・ベトナムを設立し、ベトナムの通信会社やベトナムに進出した外資系企業に対してコールセンターを主力としたBPOサービスを提供してきた。また英国の大手ITアウトソーシング/BPO/エグゼクティブ・サーチ企業のハーヴィーナッシュは、ハーヴィーナッシュ・ベトナムを通じてベトナムに進出した欧米企業へ同様のサービスを提供してきた。
ベトナムにおけるBPOサービスの競争力をさらに高めるべく、ハーヴィーナッシュはこのたび、同社のベトナムBPO事業のうちコールセンター事業をエム・オー・キャップ・ベトナムに譲渡すると同時に、エム・オー・キャップ・ベトナムが新たに行う第三者割当増資を引き受ける方式によって事業統合を図る。もしもしホットラインも本事業統合を契機にエム・オー・キャップ・ベトナムの出資比率を引き上げ、ベトナムを拠点としたBPO事業への関与度を高め、グローバルBPO体制強化の布石とする。本事業統合を契機に、サービスデリバリー拠点は従来のハノイに加え、ベトナム最大の経済圏であるホーチミンにも拡大し、コールセンター席数は事業統合前の200席から800席体制へ拡大する。