〔2013/4/1〕ベリトランス、音声自動応答によるASP決済サービスの提供を本格的に開始

 オンライン決済ソリューションを提供するベリトランス(本社:東京都渋谷区、沖田貴史社長)は、コンタクトセンターを併設する通販事業者を対象としたIVRによるASP 決済サービス「IVR決済ソリューション」(特許出願中)の提供を本格的に開始した。価格は、初期費用が30万円、月額基本料が3万円から。
 ベリトランスの「IVR 決済ソリューション」は、消費者が商品を購入する際、電話でクレジットカード決済を希望すると、オペレーターから自動音声に切り替わり、消費者が自らカード番号を入力し決済を完了させることが可能な業界初のASP サービス。
 本サービスを導入することで、コンタクトセンターではカード情報が一切通過することがなくなるため、導入事業者はオペレーターによるカード番号の不正利用やヒアリングミスを防ぎ、高度なセキュリティ環境で消費者にサービスを提供することが可能となる。また、本サービスは外線転送可能な電話機とインターネット接続ができるPCがあれば、面倒なシステム開発をすることなく導入可能で、オペレーター1席からでも高セキュリティなASP 決済サービスを実現できる。手軽に、スピーディーに高セキュリティなサービスを導入できることから、2012 年7月の発表以来、セキュリティ環境と利便性を重視する日本全国の大手EC通販事業者より多数の問い合わせがあったが、2013年4月、正式に提供を開始することになった。
 本サービスは、ネスレ日本、健康食品のオンラインショップ「うるおいの里」を運営するモイスト、北海道小樽のスイーツ販売の「LeTAO(ルタオ)」を運営するケイシイシイの利用が予定されている。また、ヴァージンアトランティック航空など多数のコンタクトセンターを併設する通販事業者に利用で検討が検討されている。


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