〔2013/4/4〕トランスコスモスとエヴィクサー、iPhone、Android向けIP電話ソリューションを提供開始

 トランスコスモスと日本エヴィクサー(本社:東京都中央区、瀧川淳社長)は、iPhone、Android端末向けのIP電話ソリューション「トランスコスモス IP Phone」(エヴィクサーのSIPサーバ、SIPソフトフォンSDKを搭載)の提供を開始した。IP電話アプリの開発を低価格で提供することで、企業の通話費用削減、顧客満足度の向上に貢献する。
 IP電話は、音声信号をパケットデータへと変換し、インターネット網を経由することで従来の一般加入電話の通話料金よりも格安な通話料で電話を利用することができるサービス。これまで光回線の普及により、家庭内、企業内での固定電話のIP化が進む中、携帯電話においてもスマートフォンの急速な普及により、Wi-FiやLTEなど高速データ通信も急速に拡がり、スマートフォンでのIP電話アプリのユーザーも増加してきた。
 トランスコスモス IP Phoneは、企業ニーズに柔軟に対応できる仕組みを準備した。企業独自の無料電話アプリを一から開発することはもちろん、企業が既に配布しているアプリに、無料通話機能を組み込むことも可能。さらに、050番号を付与することができるので、固定電話やアプリをダウンロードしていない携帯電話との発着信も可能となる。「安定」「高品質」「24時間365日」をキーワードに、これまでにない高品質なIP電話ソリューションを低価格で提供する。
 また、独自に開発した音声圧縮技術「KOGSM方式」(従来のGSM方式の音質を向上させたもの)を標準搭載している。この圧縮技術の活用により、通常の携帯電話と変わらない音質を提供する。従来のIP電話アプリに見られたような、コールセンターのオペレーターが聞き取りにくいという問題を改善し、電波帯域の悪いところでも高品質な音声での通話を実現する。


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