〔2013/4/18〕コラボス、海外のコンタクトセンター用に、クラウド型顧客管理システムの英語版を開発

 コールセンタのクラウドサビスを提供するコラボス(本社:東京都千代田区、茂木貴雄社長)は、クラウド型顧客管理システム「COLLABOS CRM」の英語版を開発した。発表は、4月末の予定。
 COLLABOS CRMは、PCとインターネット環境を用意するだけで利用可能なコンタクトセンター業務に特化した顧客情報管理システムのクラウド・コンピューティング・サービス。一般的なクラウド上のアプリケーション(SaaS)の場合、HTMLをベースに開発されいるものが多く、登録・検索等の操作はWebブラウザー上うが、COLLABOS CRMは「リッチクライアント」を採用することで、クライアントPCにインストールを行うアプリケーションと変わらない、高度で軽快な操作性と、高いセキュリティを実現している。
 COLLABOS CRMは、その特徴でもある「コンタクトセンター業務」に特化していることが、設計の基本になっている。コンタクトセンターでは、オペレーターが電話の応対を行いながら、顧客の情報や、電話・メール履歴の確認、FAQの検索、対応内容の入力など、電話の応対の中で、同時に複数の操作を行う必要がある。このようなコンタクトセンター特有のリアルタイム性が重視されるオペレーションを容易に実現し、複数の画面に遷移することなく1つの画面に多くの情報を、よりわかりやすい形で表現する上で、リッチクライアントが欠かせないものになっている。
 これらのメリットの一方で、COLLABOS CRMはリッチクライアント型であるために、利用するクライアントPCに専用ソフトをインストールする必要がある。Webブラウザを用いて利用する一般的なSaaSに比べ導入に手間が掛かってしまうが、専用ソフトがインストールされていないPCからは顧客データへのアクセスが不可能であるため、HTMLベースのアプリケーションに比べて高いセキュリティを実現することが可能。もちろん、COLLABOS CRMに対して新機能追加などのバージョンアップが行われた際は、自動的にPC内の専用ソフトが更新されるため、再インストールの必要はない。このように、COLLABOS CRMは、Webアプリ―ケーションの柔軟性や即効性、クライアントサーバシステムの堅牢性、操作性、高機能性を実現している。
 このたび、コンタクトセンター業務に特化したCOLLABOS CRMを海外でも利用できるように、英語版を開発した。日本語版、英語版で共通の顧客データに対して参照・更新することが可能なため、グローバルで活躍されている企業様における世界中の顧客との接点としてや、日本と海外の拠点間の情報共有のツールとして最適なソリューション。


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