〔2013/5/24〕NTTデータ、グループ会社のNTTデータ・スリーシー、NTTデータ・アール、NTTデータ・キュビットの3社を統合

 NTTデータは、グループ会社であるNTTデータ・スリーシー(本社:東京都新宿区、上野山英樹社長)、NTTデータ・アール(本社:東京都豊島区、上野山英樹社長)、NTTデータ・キュビット(本社:東京都千代田区、細木康裕社長)の3社の統合を行い、2013年7月1日より「NTTデータ・スマートソーシング」としてさらなる事業拡大を目指すと発表した。
 NTTデータ・スリーシーは、コンタクトセンター事業をコアビジネスと位置付け2001年12月に設立し、その後バックオフィス分野のBPOビジネスにも事業を拡大してきた。NTTデータ・アールはWebサイト構築や運用、広告・マーケティング事業やフルフィルメントサービスなどを中心に業容を拡大してきた。NTTデータ・キュビットはWeb系コンサルティング、Webマーケティング事業などを中心に事業を拡大してきた。
 こうした中、クライント企業からは、フロントエンドからバックエンドまでワンストップで対応可能なサービスの提供や、各種サービスの組み合わせによる付加価値の高いソリューション提供が求められてきている。これらの状況を踏まえ中期経営計画における「新規分野拡大・商品力強化」および「全体最適の追求」の方針のもと、サービスの高度化・多様化やグループ会社、組織の再編・統合を通じた規模を生かした経営の効率化を図ることを目的として、3社の経営統合を行うことにした。
 今回の統合により、3社の強みであるノウハウやリソースをひとつに集約し、クラウドなどのIT技術を駆使したサービスを提供するとともに、クラインアント企業の要求に幅広く対応し、BPO事業とWebサービス系のITO事業を融合してクライント企業の事業活動をフル・サポートする総合アウトソーシング企業を目指す。また、統合による経営の効率化によって、今後も持続的な成長やさらなる競争力強化を図る。さらに、グループ間での連携により、一段と機動力を生かした事業展開を推進していく。


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