〔2013/5/29〕オウケイウェイヴ、「OKWave」に蓄積したビッグデータを基に、VOC分析などを実施する「OKWave総合研究所」を開設

 オウケイウェイヴは、同社が運営する日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWave」を中心とした運営サービスに蓄積したビッグデータを基に、VOC(顧客の声)分析などを実施する研究機関「OKWave総合研究所」(略称:OK総研)をオウケイウェイヴ内に開設した。
 OKWave総合研究所は、近年注目を集めているビッグデータ活用、とくに企業のVOC活用のニーズに着目し、ビッグデータの活用とVOC分析を行っていく研究機関としてオウケイウェイヴ社内に開設した。当初はQ&Aサイト「OKWave」に投稿された2900万件以上の「Q&A」ならびに1200万件以上の「お礼」のデータと投稿者の属性データを基にしたさまざまなVOC分析を行っていく。
 Q&Aサイト「OKWave」は、直接的な利害関係のないユーザー同士が「困った時」、「疑問を感じた時」に質問し、知識のみならず経験に基づいて回答する仕組みであるため、極めてVOCとしての価値が高く、投稿者の属性データと紐づけるだけでも、有用なVOC分析が可能。とくに企業の商品・サービスに対する顧客の声を調査・分析するのに最適であるとオウケイウェイヴでは考えており、VOC分析を企業向けに提供していく。
 OKWave総合研究所では、「デジタルライフ」、「マネー・保険」、「美容・健康・家庭」の3分野にて毎月テーマの異なるVOCの分析を実施し、「OKWave総研レポート」を発行する。同レポートは今後ナレッジマーケット「High500(ハイファイブ・ハンドレッド)」にて販売する予定。また、自社や業界動向に特化したデータ分析を個別受託にて実施する。その他、同分析レポートを一般消費者向けにわかりやすく解説した「OKWave」内の新コーナー「QAラボ」にて一般公開する。
 OKWave総合研究所では、今後、Q&Aサイト「OKWave」のみならず、関連サービスにおけるさまざまなログ分析なども研究対象に含めていく考え。


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