〔2013/5/29〕ジェネシス、SoundBite Communicationsを買収し、クラウド型コンタクトセンターにおけるリーダーの地位を向上

　ジェネシスは、SoundBite Communications社を1株あたり5.00ドルの価格で買収する最終契約を締結したことを発表した。SoundBite社は、クラウドベースのプロアクティブな代金回収、支払い、モバイルマーケティングのアプリケーション、およびプロアクティブな顧客サービスソリューションを企業に提供している。
　今回の買収は、SoundBite社およびジェネシス社の両取締役会において満場一致で承認され、キャッシュテンダーオファー（現金による公開買付け）が成立した時点で完了し、続いて合併の第2段階が実施される。今回提示された1株あたり5.00ドルの現金買付価格により、SoundBite社の株式資産総額（完全希薄化ベース）は約1億40万ドルになる。買収の完了は、2013年第3四半期初頭を予定している。
　今回の買収により、ジェネシスのクラウドソリューションのポートフォリオは、最近Angel社買収により取得したセルフサービスとコンタクトセンターのソリューションを基礎に、さらに強化される。クラウドベースの営業、マーケティングおよび顧客サービスのソリューションによって、企業は新規および既存の顧客に対して、企業ユーザーが迅速に導入可能な目的別の専用アプリケーションを提供できるようになり、新規顧客の獲得、既存顧客へのサービス改善、事業の拡大を実現できる。対象ユーザーとしては、企業のマーケティング、売掛、代金回収、コンタクトセンターなどの各部門がある。