〔2013/6/10〕OKIソフトウェア、あなぶきハウジングサービスのコールセンターにIPコンタクトセンターCRMシステムを納入

 OKIグループのソフトウェア開発・SIサービス会社であるOKIソフトウェア(本社:埼玉県蕨市、田井務社長、以下OSK)は、このたび穴吹ハウジングサービス(本社:香川県高松市、穴吹キヌヱ社長)のコールセンター「あなぶきコールセンター」に、OKIのコールセンターシステム「CTstage5i」とOSKの統合型CRMシステム「enjoy.CRMII」コールセンタテンプレートを組み合わせたIPコンタクトセンターシステムを納入した。
 あなぶきハウジングサービスは、分譲マンションの管理事業でスタートして以来、30年にわたり顧客の声に耳を傾け、不動産における「トータルサービス業」を目指し成長を続けている。顧客の安心快適な生活環境つくりのため、「24時間365日」体制の「あなぶきコールセンター」を自社で運営し、居住者の相談受付だけでなく、気象情報等を常時モニタリングし、被害の予想される拠点への情報発信や災害発生時には「緊急災害対策本部」機能の一翼を担っている。
 これまで、あなぶきハウジングサービスは契約情報と顧客からの問い合わせの履歴が別システムでの管理であり、二重入力による対応が必要であった。また、各情報の管理が分散されているため、情報を分析する際も複数の操作が必要であり、運用効率の低下につながっていた。他にも、業務内容の変更に伴うシステムの機能拡張を行う場合、改修の時間やコストがかかるという課題があった。これらの課題を解決し、さらなる顧客満足度向上を目指すため、新たなシステムの導入を検討していた。
 今回、あなぶきハウジングサービスが導入した「enjoy.CRMII」は、マイクロソフト社Office製品との密連携により、多角的かつ緻密な分析を可能とした。また、機能拡張を設定変更の範囲で柔軟に行えるため、業務変更内容に合わせた拡張を短時間かつ容易に行える。さらに、「CTstage 5i」と連携することで、より迅速な電話対応ができ、電話での問い合せを含めたすべてのチャネルの対応履歴の全社共有により、よりきめ細やかな顧客対応を実現し、一層の顧客へのサービスを向上した。


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