〔2013/6/24〕日本テレビ放送網、テレコメディアなど、ネット接続TVで高齢者見守りサービス開始

　テレコメディア（本社：東京都豊島区、橋本力哉社長）は、徳島県を代表とするコンソーシアムに参画し、「放送と通信の融合による、地域力・地域連携を活かした災害に強い徳島プロジェクト」（以下、本プロジェクト）を提案し、総務省 平成24年度補正予算「ICT街づくり推進事業」に係る公募案件の委託先候補に選定された。
　コンソーシアムは、徳島県、徳島県海部郡美波町、独立行政法人国立高等専門学校機構阿南工業高等専門学校、NPOグリーンバレー、日本テレビ放送網、四国放送、NTT空間情報、テレコメディアにより構成。高齢者支援、災害対策支援、地域活性化という地域が抱える課題を解決するため、日本テレビが開発した放送と通信を融合したソーシャルテレビ視聴サービスである「JoinTV」を基幹システムとして導入し、住民の身近なデバイスであるテレビやスマートフォンを通じて、平時の見守りなどの高齢者支援や災害情報の配信、災害発生時の減災対応システムの構築を実現する。
　テレコメディアは、本プロジェクトのうち、コールセンターを活用した見守りサービスを行うことにより、平時の高齢者支援を実施する。徳島県神山町で実施中の見守りサービスの経験を活かし、本プロジェクトにおいては、テレビの視聴ログを活用することにより、高齢者の安否を確認する。視聴ログに異常が発生した場合、同社のオペレーターが異常検知対象者に対して電話連絡し、また遠隔地の家族や近隣の支援者などに連絡することにより、見守りサービスを実施する。また、定期的に健康確認コールを行うことにより、高齢者の安心・安全をサポートする。