〔2013/7/30〕TMJ、バイリンガルITアウトソーシングサービスを提供するバイオスを完全子会社化

 TMJ(本社:東京都新宿区、林純一社長)は、バイリンガルでのITアウトソーシングサービスを展開するバイオスの全株式を取得し、完全子会社化することを決定した、と発表した。
 バイオスは2010年にリンクメディアより独立分社化した企業であり、バイリンガルでのITアウトソーシングサービスの実績は15年にわ たる。具体的には、ヘルプデスクやデータセンター管理業務などの請負、バイリンガルIT人材の派遣・紹介など、IT技術に精通したバイリンガルスタッフを活用したサービスを提供し、大手外資系企業を中心とした80社以上の顧客企業の日本国内における事業活動を支援している。また、欧州大手システムインテグレーター(情報システムの構築や運用・保守などを一括して請け負うサービスを提供する事業者)などを始め、世界各国に海外 パートナーネットワークを保有している。
 今回、バイオスを完全子会社化した目的は、同社の強みであるITアウトソーシングサービスを新たに取り込むことで同領域の強化を図ると共に、バイリンガル人材の調達力を活かし、IT関連企業や外資系企業などの新たな層の顧客、業務の拡大に繋げていくこと。さらに、バイオスの顧客企業 に対し、TMJが持つ広範なコンタクトセンター・BPOサービスなどを複合的に提供することが可能となる。
 また、TMJは2002年に設立した中国でコンタクトセンター運営サービスを提供している益峰客戸関係管理(上海)有限公司をはじめ、ASEAN地域への展開を進めており、今後、バイオスが持つバイリンガル人材および海外パートナーネットワークを活用し、業務機会を創出する。


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