〔2013/8/28〕三井情報、コミュニケーションプラットフォームに2つのサービスを追加
三井情報は、5月より提供してきたMKIコミュニケーションプラットフォーム「ICPクラウドサービス」に「アナリティクスサービス」と「CRMアプリケーションサービス」の2つのサービスを追加した。
ICPクラウドサービスは、企業がこれまでコミュニケーションチャネルごとに蓄積してきた顧客からの情報を、MKIが提供するICPに統合し、分析することで、新たな価値や製品・サービスの創造、品質維持に生かすサービス。アナリティクスサービスでは、これまで単なるテキストデータとして保存していたVOC(Voice of Customer)と、ソーシャルメディア上に流れる口コミ情報などのソーシャルVOCの可視化、分析エンジンによるデータのテキストマイニング、専門コンサルタントによる分析サービスを提供する。CRMアプリケーションサービスでは、インバウンドコール、アウトバウンドコール、メールに対応し、顧客の購買状況や通話履歴、問い合わせ内容の管理ができる自社開発のCRMアプリケーションサービスを提供する。顧客とのコンタクト履歴を一画面で確認することができ、オペレータの作業を効率化する。また、多くのコンタクトセンターで利用されているAvaya Call Management System(Avaya CMS)のレポート内容を同一画面に表示することで、マネージャーの管理業務の効率化とコンタクトセンターの運営状況を把握することができる。
今回追加した2つのサービスにより、テレフォニーから顧客とのコンタクト情報管理、VOCの可視化、分析までを行うことができるようになったことで、ICPを活用する上でのメリットがさらに増えた。三井情報は、ICPクラウドサービスの販売目標を3年間で3000席に置いている。