〔2013/9/27〕日立システムズ、福島県に郡山第二コンタクトセンターを開設

 日立システムズはコンタクトセンター事業を強化するため、福島県郡山市に新たなセンターを10月15日に開設する。さらに従来から郡山市にあるセンターも増設。全国のセンターの席数を2018年度までに、現在の1750席から9600席に拡充する。これにより2012度に160億円だった同事業の売上高を、2015年度に270億円、2018年度に600億円に引き上げる。
 新設する郡山第二コンタクトセンターは電話やファクスをコンピューターシステムに統合する技術を活用し、短期間で設備を整えた。スタッフの研修も完了しており、開設と同時にサービスを始める。従来の郡山コンタクトセンターは70席から100席へと席数を拡充する。2015年度末までに郡山市内にあるセンター全体で合計300席まで拡充する予定。2015年度までに同事業に2億5000万円を投資して体制を強化する。
 さらに産業の活性化や人材の確保のために郡山市内の専門学校や人材派遣会社と協業し、コンタクトセンターにかかわる人財育成支援策の実施も検討している。
 ネットワーク経由でIT資源を利用するクラウドコンピューティングが普及する中、社内システムの不具合や操作に関する問い合わせに対応するヘルプデスクを代行してほしいというニーズは年々増えているという。そのため今回の新センターの開設と既存センターの増強に踏み切った。


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