〔2013/11/26〕プレステージ・インターナショナル、山形県酒田市にコールセンターを開設

 プレステージ・インターナショナルは、山形県酒田市の京田工業団地にコールセンター「山形BPO ガーデン」を開設し、150 席規模で業務を開始した。国内では秋田市に続き2カ所目の施設となる。センターは鉄骨2階で延べ床面積4760平方メートル、オペレーション席は500席。
 山形BPO ガーデンのコンセプトは∞(無限大)を模した“RIBBON”(リボン)。従業員の約70%を女性が占める山形BPO ガーデンは、「女性らしさ」と「次世代へアピールできる魅せるオフィス」をキーワードにコンセプトを決定した。“RIBBON”には、「山形BPO ガーデン」で多くの人と人との繋がりが生まれ、女性にいきいきと働いてほしいという想いが込められている。施設内には、託児所やカフェテリアの他に、自然光や水のせせらぎで演出した「The Garden」などのコミュニケーションスペースが備えられ、オンとオフをしっかり切り換えられる開放的な空間が広がっている。
 同社は、昨年9 月に富山県射水市に第2BPO キャンパスである「富山BPO タウン」(1000 席規模)の建設計画を発表している。富山BPO タウンは2015 年2 月の完成を予定しており(実稼動は2015 年4 月を予定)、実際の業務開始まで一定期間が必要であると想定している。一方、同社の国内重要拠点である秋田BPO キャンパス(1500 席規模)は稼働率が80%に達しており、今後計画をしている事業計画やクライアント企業各社からの業務拡大要請をかんがみたところ、富山BPOタウン稼動前に秋田BPO キャンパスのキャパシティが飽和し、業務の受託を抑制するリスクを確認した。このリスクを回避するために、秋田BPO キャンパスに近く、相互補完が可能な立地である山形県酒田市に山形BPO ガーデンの開設を決定した。


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