〔2009/4/14〕日本テラデータ、十六銀行に「Teradata DWH」を使った新顧客データベースシステムを導入

 日本テラデータは、岐阜県を中心に営業展開する地方銀行の十六銀行において、テラデータのデータウェアハウス製品「Teradataデータベース12.0」を使った顧客管理用のMCIF(Marketing Customer Information File)データベースシステムを新たに構築し、2月9日から本格稼働を開始したと発表した。
十六銀行の新MCIFシステムは、日本の銀行では初めて、本部営業部門などで利用するマーケティング用の顧客管理・分析システムとコールセンターで利用するCTIシステムの顧客データベースを統合した。日常のコールセンター業務で発生する情報をリアルタイムでデータベースに反映させながら、顧客データの分析や営業戦略の立案を行うことが可能になる。データベースの一元化によって、システム構築や運用管理に関するコストを削減し、また顧客情報の受け渡しや分散管理が不要になることで、障害リスクを減らしてセキュリティを高めることができる。
十六銀行では、新システムの導入によって最新の顧客の行動やニーズに基づいた営業戦略立案と、具体的な商品開発やキャンペーンの企画を行うとともに、コールセンターを通じたよりきめ細かい顧客サービスの実現を図っていく予定。


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