〔2014/2/4〕イズ、統合CRMシステムにO2O向け機能を追加

 イズ(本社:東京都港区、川上恵社長)は、統合CRMシステム「Visionary」にO2O向け機能を追加し、リアル店舗とWebを連携したマーケティング施策の展開を可能にするO2Oソリューションを発表した。
 スマートフォンの普及により、オンライン・オフラインをまたいだ消費行動はもはや一般的になりつつあり、O2Oマーケティングへ取り組む企業が増えている。こうした背景を踏まえ、同社は「Visionary」にスマートフォン・タブレット端末を活用したO2O機能を追加。リアル店舗とWeb(EC、Webサイト)を連動したポイント管理や店舗での接客、サービスの支援、そして顧客関係構築の仕組みを実現する。
 顧客のスマートフォンを会員カードやポイントカードとして利用でき、リアル店舗でもカードレスの会員システム構築が可能。
 POSシステムなどの外部システムと連携し、オンラインとオフラインの顧客情報や購買情報、ポイント情報の一元管理を実現する。オンラインとオフラインの顧客行動を横断的に把握することが可能。
 iBeaconやGPS、音波など位置情報を検知する技術を利用し、店舗周辺の顧客へ来店を誘発するためのクーポンの発行やセール情報の配信、来店の際の来店ポイントの付与などの施策が可能。
 購買履歴や属性情報から、顧客1人ひとりにあわせた情報配信が可能。プッシュ通知やメール配信、クーポン配信など、スマートフォンを活用したコミュニケーション機能を備えている。
 また、API連携により、他システムとのデータの送受信をリアルタイムに行うことができる。CRMシステムで一元管理された顧客情報やポイント情報を他システムやスマホアプリから参照し、利用可能。今後は、音声入力・対話技術を活用した入力支援機能など、O2Oをさらに強化・支援する機能を順次提供する予定。


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