〔2014/2/21〕ケンコーコム、本社所在地を福岡市に移転
健康食品や医薬品などをインターネットで販売する「ケンコーコム」(http://www.kenko.com/)を運営するケンコーコムは、2014年2月21日開催の取締役会にて、本店所在地を東京都港区から現在福岡オフィスがある福岡市に移転することを決議した。
ケンコーコムは2011年5月に東日本大震災や原子力発電所の事故の影響による電力不足などのリスクに対して、安定的な事業の運営体制を構築するため、本社機能の一部を福岡へ移転し、東京・福岡の2拠点で業務運営してきた。東京における機能の一極集中を避けることで、顧客へ持続可能で安定したサービスを届けするとともに、中長期的観点から、今後の成長に向けた構造転換を目指してきた。本社機能の一部移転から約3年が経過し、福岡での業務・人員確保なども順調に推移しており、現在約100名の社員が福岡オフィスで勤務している。
福岡市はケンコーコムがビジネス展開をスタートしているアジアへのゲートウェイであると同時に、日本国内の通販企業が集積している通販大国でもある。物流や交通の利便性にすぐれている福岡市は、ケンコーコムの事業であるEコマースを成長させるためには、最適の土地。行政とも連携し事業拡大に取り組むことのできる福岡の地で、今後一層の成長を図るため、このたび改めて本店所在地を福岡県福岡市に移転することとした。