〔2009/4/20〕紀陽銀行、正行員を前提にコールセンターのオペレーター業務の嘱託行員30人を採用

 紀陽銀行は、正行員への登用を前提とした嘱託行員約30人を新規に採用すると発表した。コールセンターのオペレーター業務を担当する。雇用環境が悪化するなか、就業機会の拡大に和歌山県が取り組む「和歌山で働きませんか!」プロジェクトに呼応。地域の雇用創出に一役買う。同行がこうした形で嘱託行員を採用するのは初めて。
5月7日に詳細な募集内容を公表し、和歌山市内にある同行のコールセンターで6月下旬からの勤務を予定している。銀行での業務知識や経験を問わず、意欲がある人を募集。採用後の金融商品の知識習得や各種の資格取得などの状況を見ながら、1年から1年半後に積極的に正行員に登用していく計画だ。
同行では個人取引特化店を相次ぎ開設するなど、リテール(個人向け)業務を強化。これに伴ってコールセンター業務も拡大しているが、これまで人員はパートタイムが主力だった。


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