〔2014/4/22〕日本全薬工業、Veeva CRMを採用
Veeva Japan(本社:東京都渋谷区、岡村崇社長)は、動物用医薬品の国内最大手である日本全薬工業において、最新のクラウドCRMソリューション「Veeva CRM」が採用されたことを発表した。
日本全薬工業は、更なる経営の品質向上を目指し、事業方針および外部環境の変化に柔軟に対応する「全体最適」を考慮したシステム作りへの転換を図っていた。同社は動物用医薬品の研究から、製造、仕入れ、輸出入および販売まで一貫して行っており、各種サービス(検査サービス、Eコマースなど)の利用状況、受注や苦情対応状況との連携、商談の進捗とKPIなど、真の意味での顧客情報の一元化の実現、また業界唯一の直販体制をさらに強化して販売力を高めていく仕組みの構築を目指していた。その実現に際し、情報の共有、意思決定のスピードアップや合理化、コスト削減に留まらず、環境変化への対応力やその結果としての競争力強化や顧客満足度の向上までもが視野に入れられていた。
検討の結果、動物薬のニーズに対応、短期間でのシステム構築、操作の容易性、オフライン機能の対応、最新デバイスへの対応、さらにSalesforce1 Platformを活用による社内システムのクラウド化などの観点から、Veeva CRMを選択した。
Veeva CRM選択の理由は、(1)動物種に応じた管理項目の変更など、動物薬のニーズも満たす豊富な機能を標準で装備している、(2)Windows 8タブレットなど最新デバイスでの導入が可能、(3)オフラインによる外出先での利用、入力作業負荷の軽減、(4)営業員や本社部門など使用ユーザーに応じたKPIによる分析が可能なレポーティングツールとの連携、(5)Veeva CRMのクラウド基盤としているSalesforce1 Platformを活用することによる社内既存システム連携の柔軟性および拡張性。
今後は、新しいSFAシステムを使いながら顧客の声をより積極的に収集し、その過程の中から得られる新しい気づき、新しい営業スタイルを生み出して、さらに経営の革新を図っていくとのこと。